Schneewittchen あとがき

したの小説の後書き。

あとがき。

タイトルは、『Schneewittchen』（シュネーヴィッチェン）。ドイツ語で『白雪姫』の意ですね。

前置きにも上げたように、この小説昨日の夜思いついて一日で仕上げたものなので、色々作品内に練りが足りなかったなぁとは個人的に思いますが、いちゃいちゃしてる二人が書けてよかったと思います。こういう山も落ちも意味もないただ萌えだけを垂れ流したのもたまには……だめですかそうですか

……いや、最初ちゅーとかさせるつもりなかったんだよ……ホント……書いてる途中に浮かんだ「眠りの森の何とやら」というフレーズから白雪姫が頭の中に現れてきてさ、それからいつのまにかこんなオチに……

あとゲスト二人ももっと描きたかった。二人はラゴラとオオカミと仲良いです。家族（？）ぐるみの付き合いをよくしていて、都心からすこし離れのマンションに住んでいてたまに遊びに行く……といった感じです。

というか、ちゅーさせるにしても最初は酔っぱらったΣさんがキス魔と化して寝ぼけて枕元に訪れたフィリを……とかもう身も蓋もないオチだったとかかなり最後の最後までこれでいくつもりだったっていうかああ自重しますごめんなさい

最初は楽しい時間が終わった後の何ともいえない静けさとか寂しさとかそういうのをテーマにしてクリスマス真っ最中に書いていたのです。そういった名残惜しい気持ちをフィリに感じさせて、満足と寂しさを残しながら日常へ戻る――。そんな話にしようと思ってたのです。これ、24日とかに上げてたら怒られそうな話ですね。
書いているうちにどんどん別の考えが浮かんでいって、最初の予定と全然変わっていって、それでも一つにまとめなくちゃならなくて、小説って、本当に難しいです。

それでは、このような散文にまで目を通してくださった方々に、感謝と少し遅れたメリークリスマスを申し上げます。


12月26日（ギリギリで日付変わった……orz）　嵐山 凪生